2024.01.23

鵞足炎

このような症状でお悩みではありませんか?

  • 膝の内側が痛む
  • 屈伸運動をすると膝の内側に違和感がある
  • 運動をすると膝の内側に痛みが出る
  • O脚で膝が痛い
  • X脚で膝が痛い

鵞足とは

鵞足とは、膝の内側ですねの骨の上端部辺りを指します。
鵞足には、縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つの筋肉が付着しています。
この腱のついた形がガチョウの水かきのように見えるので「鵞足」と呼ばれています。

1.縫工筋 :股関節の屈曲、外転、外旋=あぐらをかく動き
2.薄筋  :股関節の内転、屈曲=足を内側に入れる動き
3.半腱様筋:股関節の伸展=足を後ろに蹴る動き

このように、それぞれが股関節の動きに関係するため、鵞足は下半身の動きの大半で負担がかかることになります。
この鵞足部が炎症を起こす疾患を鵞足炎といいます。

鵞足炎の症状

〇膝の内側の鵞足部を押すと痛みがある
〇膝の内側を中心に腫れる
〇階段の昇り降りで痛む
〇運動時、運動後に膝の内側が痛む
〇膝に力が入ると痛む

鵞足とは

鵞足炎は、膝の曲げ伸ばし動作の繰り返しにより、鵞足部に付着する筋肉の腱と脛骨上端が擦れることで炎症が発生します。
スポーツや日常生活の中で使い過ぎ(オーバーユース)、ウォーミングアップ不足、負担のかかる姿勢、O脚やX脚などが原因です。

使い過ぎ(オーバーユース)によるもの

ランニングなど膝に体重がかかった状態で脚を後ろに蹴る動作の反復により、半腱様筋を中心に緊張し痛みが出ます。
また走りすぎで大腿四頭筋の働きが低下し、その補助筋の縫工筋の緊張が強くなって起こることもあります。

ウォーミングアップ不足によるもの

十分な準備運動をしないで運動をすると、身体が温まらずに硬いままでの運動になるので、鵞足部が必要以上に引っ張られた状態になり、脛骨と擦れやすくなって炎症を起こします。

負担のかかる姿勢

腰痛などで骨盤が開いた状態でいると股関節が外旋(膝が外を向く)するので、膝を内側に入れるように歩くことにより、薄筋を中心に緊張し痛みが出ます。

O脚
O脚の人は、歩く時につま先が外側を向きます。
(いわゆるガニ股)すると、踵の外側から着地して膝が外回りして地面をけるので、半腱様筋・薄筋の緊張が強くなり炎症を起こします。
※日本人はO脚が多い

X脚
X脚の人は、膝の内側がくの字に曲がるようになるので、膝の内側に負担が大きくなって炎症を起こします。

このようにスポーツだけでなく、日常生活の中でも発生する可能性があります。
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