スポーツは楽しいです。体を鍛え、勝負で熱くなり、もっと上達したいと欲が出ます。歳を取っても一生楽しめるスポーツもあります。またコーチや監督として後進の指導や、ファンとして選手を応援するだけで、人生が変わることもあるでしょう。
しかしスポーツを楽しむ人に付きものなのがスポーツ障害です。ここでスポーツ障害について、ご説明いたします。

スポーツ障害は使いすぎ症候群とも呼ばれます。
長い間スポーツを行うと、特定箇所に障害や外傷が起こることです。
プロの選手に40代以上の現役選手が少ないのは、ケガや持病などのスポーツ障害によって、体に負担がかかるからです。
例えば筋肉痛、肉離れ、足やふくらはぎの痛み、捻挫、骨折、打撲、突き指、脱臼、靭帯損傷、椎間板ヘルニア、アキレス腱断裂、腰椎分離症、野球肩、熱中症などが挙げられます。無理な運動や試合中の事故、加齢による衰えや疲労の蓄積などが原因です。

伸び盛りの子供たちに多いのが成長痛です。体の成長スピードが早いと様々な個所に負担がかかり、痛みを引き起こすからです。体を休めてマッサージを行うと回復が早くなります。また捻挫やスポーツ外傷を防ぐテーピングも有効です。傷めた箇所を固定すると症状の悪化を防ぎ、ケガしやすい箇所に巻きつけることで予防することもできます。

テーピングを取った後は無理をせず、マッサージやシャワーで痛みを緩和し、必要であれば病院に行くことをお勧めします。また試合中の事故で体にダメージを負った場合は、すぐに病院で治療を行い、程度によって施設や自分自身でリハビリを行いましょう。